院長挨拶このページを印刷する - 院長挨拶

院長就任のご挨拶

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 令和5年4月1日より渡邉健次郎院長の後を受けまして、院長に就任いたしました。

 昭和58年に熊本大学神経精神科に入局し、2年間の大学病院での研修の後、昭和60年4月から昭和61年3月まで国立琉球病院に勤務致しました。
 その後、熊本大学病院に戻り、アルツハイマー型認知症の脳神経病理学的研究に取り組み、平成14年6月からは国立熊本病院(現、国立病院機構熊本医療センター)で総合病院の精神科医としてリエゾン活動や精神障害の方の合併症治療や身体的治療を要する自傷・自殺未遂の方の対応を行って参りました。

 さて、当院は昭和52年、精神療養所に転換して以来、認知症疾患および重度心障児(者)の医療に取り組んできた伝統があります。
 現在もこの伝統を引き継いでおり、当院の基本理念である「この病院で最も大切なのは患者さんです」「安心して相談できる心と脳の専門医療を目指します」のもと、子供からお年寄りまで安心して生活できるよう、国立病院機構のセーフティネット系の病院として活動しております。
 これからも、関係各所と連携しながら、地域社会に貢献して参りたいと思います。

 また、療養される方を元気にするためには、職員の皆さんが元気でなくてはなりません。職員の皆さんが、熱意をもって仕事に取り組めるよう、職場環境の整備にも注意を向けてまいりたいと思います。

 当院は令和2年1月、関係各位のご努力で新病棟が完成し、素晴らしい療養環境、職場環境の整備が整いました。
 今後も、健全な病院運営を念頭に置きながら、当院が益々、社会に貢献できますよう、皆様と共に取り組んで参りたいと思いますので、ご協力、ご支援、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。