前頭側頭型認知症

前頭側頭型認知症とは、脳の前の部分(前頭葉)と横の部分(側頭葉)が、徐々に縮んでいく(萎縮)につれて、様々な症状が引き起こされる状態のことです。
もの忘れよりも、性格変化やコミュニケーション障害・行動異常といった、社会生活上の支障が目立つのが特徴です。

はじめのうちから人格や行動に問題がでてくることや、一般にあまり知られていないことなどから、しばしば精神疾患や他の認知症と間違って診断されることがあります。この認知症は、ご本人や介護者の方にとって、とても負担が大きいため、正しく理解し症状に合ったケアをしましょう。